がんばれ!ノザワくん
「いや~、危うく遅刻するところだった~!」
いつものことだけど、のんきな人だな。
「昨日来た本社の人たちと飲みに行った時に、高崎駅の駐車場に車止めたのすっかり忘れてて、自分の駐車場に行って『車がないっ!』ってパニックに陥ってさ~!朝から余分に歩いちゃったよ~!」
…まあ、ノザワくんらしいといえば、ノザワくんらしいよな。
「あ、そうそう、所長だけど、二日酔いで寝坊したらしくて、自分で『体調悪いから、今日キャンセル』って、取引先に連絡したらしいよ」
なんだそりゃ!
「おかしいな。昨日、そんなに飲ませたつもりはないんだけどな。ひょっとして、前日に2人で下見に行って飲んだのが悪かったのかな。それとも、年のせいで、酒に弱くなったのかな~」
年ったって、オーノ所長って、まだ50代前半だろ?そんなに極端にダメージ被るか?
「どのくらい飲んだんですか?」
「えっと~、乾杯はとりあえずビールだったんだけど、日本酒3合飲んでたし、ウイスキーも飲んだっけな」
「…それ、十分飲み過ぎですよ」
よねちゃんが、怒ったように言った。
いつものことだけど、のんきな人だな。
「昨日来た本社の人たちと飲みに行った時に、高崎駅の駐車場に車止めたのすっかり忘れてて、自分の駐車場に行って『車がないっ!』ってパニックに陥ってさ~!朝から余分に歩いちゃったよ~!」
…まあ、ノザワくんらしいといえば、ノザワくんらしいよな。
「あ、そうそう、所長だけど、二日酔いで寝坊したらしくて、自分で『体調悪いから、今日キャンセル』って、取引先に連絡したらしいよ」
なんだそりゃ!
「おかしいな。昨日、そんなに飲ませたつもりはないんだけどな。ひょっとして、前日に2人で下見に行って飲んだのが悪かったのかな。それとも、年のせいで、酒に弱くなったのかな~」
年ったって、オーノ所長って、まだ50代前半だろ?そんなに極端にダメージ被るか?
「どのくらい飲んだんですか?」
「えっと~、乾杯はとりあえずビールだったんだけど、日本酒3合飲んでたし、ウイスキーも飲んだっけな」
「…それ、十分飲み過ぎですよ」
よねちゃんが、怒ったように言った。