がんばれ!ノザワくん
「え?所長、休みなんですか?」
ココモネットワーク部門のネコ主任が、ノザワくんに声をかけてきた。
この人、いつも頭にタオル巻いてるんだよな…。以前、うちの品質管理担当の主任だったもんで、その頃から気になってたんだけどさ。まあ、今やってる仕事は、このビルの配線関係だから、作業着にタオル姿でも問題ないけど。
「今日、うちの飲み会があったんですけどね~、どうしましょ~!」
「え?飲み会?」
ノザワくんは、何も聞いていなかったらしい。
「うち、派遣のスズチさんが今日で終わりなんですよ。で、送別会やるのに、よねちゃんと、オーノ所長に来てもらうことになってて」
「所長はわかるけど、なんでよねちゃんが?」
「仲いいじゃないですか。噂によると、同じ年らしいですよ~」
「そっか、2人とも、まだ若いからな~!うちの担当、女の子いないから、よねちゃんも心細いだろうしな~」
そんな話で盛り上がった後、
「じゃ、所長の代わりに、ノザワ課長、どうですか?」
「え?俺?」
「ノザワ課長なら、スズチさんも知ってるし、歓迎ですよ!」
…なんだかよくわからない理由で、ノザワくんは今日も飲みに行くことになったらしい。
ネコさんが去って行った後で、
「所長、何日連続で飲むつもりだったんだ?確か、3日前の夜もイタリアン食べながらワイン飲んでたって言ってたよな…」
と、考えるノザワくんの姿があった。
ココモネットワーク部門のネコ主任が、ノザワくんに声をかけてきた。
この人、いつも頭にタオル巻いてるんだよな…。以前、うちの品質管理担当の主任だったもんで、その頃から気になってたんだけどさ。まあ、今やってる仕事は、このビルの配線関係だから、作業着にタオル姿でも問題ないけど。
「今日、うちの飲み会があったんですけどね~、どうしましょ~!」
「え?飲み会?」
ノザワくんは、何も聞いていなかったらしい。
「うち、派遣のスズチさんが今日で終わりなんですよ。で、送別会やるのに、よねちゃんと、オーノ所長に来てもらうことになってて」
「所長はわかるけど、なんでよねちゃんが?」
「仲いいじゃないですか。噂によると、同じ年らしいですよ~」
「そっか、2人とも、まだ若いからな~!うちの担当、女の子いないから、よねちゃんも心細いだろうしな~」
そんな話で盛り上がった後、
「じゃ、所長の代わりに、ノザワ課長、どうですか?」
「え?俺?」
「ノザワ課長なら、スズチさんも知ってるし、歓迎ですよ!」
…なんだかよくわからない理由で、ノザワくんは今日も飲みに行くことになったらしい。
ネコさんが去って行った後で、
「所長、何日連続で飲むつもりだったんだ?確か、3日前の夜もイタリアン食べながらワイン飲んでたって言ってたよな…」
と、考えるノザワくんの姿があった。