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付き合ってくれると言った日から1週間が過ぎた。




胃が痛くなる日々だった。




電話がなるたびに


心臓が飛び出そうにドキドキして。

  


だけど、お母さんの友達や

親戚のおばちゃんからの電話で・・・・・・





涼くんの頭の中が見たい。





どうなってんの?




付き合うって何?






電話するって言ったのに・・・・・・






今なら言えるのに。




「ど~して電話くれないの?」





その時は、


私の一方的な片思いから始まった恋だと思っていた。






自信がなかった。





5年も思い続けた私に、涼くんが負けたんだと思っていた。





好きなのは



私。




だから、



待つのも 私・・・・・・










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