振り向けば

・・・・えええっ!!!!!


わっ私があの佳伊先輩と付き合えるなんてっ!!!


急いで学校の階段を上り、教室に入る。



「芽以!!!私佳伊先輩と付き合っちゃった!!!」

芽以は私の親友。
幼稚園からの中だ

「はいはい。妄想で?いーかげん胡桃現実見ない?」

信じてないな・・・・。

「いやいや、真面目に。」

「嘘だろ。・・・・・マジで?」

「うんっ!!!!」

「えええっ」
芽以はすごく驚いた顔をして私を見た。


「あのっ・・・佳伊先輩と胡桃が付き合ったって!?」

信じられないという顔で私を見る。

まあ・・・無理もない。
佳伊先輩はこの高校でいちばんのイケメンなの。
茶色い髪はワックスでつんつんにたっていて、制服は緩く着崩している。顔はすごい整ってて、お人形!?って感じ。
それに対して、私は死んでいる。
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