振り向けば


ふっわふわで。
超うま〜いっ★

「ごちそうさまでした★」
あっというまに食べきり、
セットの紅茶を飲みながら先輩とお話。


なんて幸せなの・・・・。

幸せな時間はすぐ終わってしまう。
ケータイを見るともう7時だった。
「あ、先輩。私帰りますね。
いろいろありがとうございました。」

「そお?じゃあ送るよ。」
先輩も立ち上がった。
「いや!!大丈夫ですっ!!」
「いーの。可愛い彼女が襲われたら大変だから!!」

優しいな・・・。
「・・・・すみません。」
「平気だよ。いこっか★」

先輩は私の手を握ってあるきだした。

「胡桃ちゃんの家どこ?」

「そこの角を右で、そこから2つめの信号を左です」

「そっかあ。意外に近いな。」
確かに家は近かった。
でも、それが今は寂しい。

すぐ家の前に着いた。
「ここですっ。ありがとうございました。」
お辞儀をして手を離そうとした・・・・、
「待って」引き寄せられて、
抱きしめられた。
「胡桃ちゃん・・・・。」
唇と唇が触れた。


------チュッ---

「ばいばい」
先輩は手を振って行ってしまった

キス・・・・・・。

キス!!!!
しちゃったよお!!!!


きゃーー!!!!
その夜眠れなかったのは言うまでもない。
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