振り向けば

先輩と付き合い始めてから1ヶ月たった。


廊下を歩いていると、
階段の所で先輩が友達と話をしていた。

「せんぱ・・・・・。」

話の内容が私だという事に気づいた。
私はロッカーの所に隠れて話を聞いていた。

「それにしても佳以〜。よくあのコと続いてるなー。」

「まあな。」

「でも可哀相だぞ?遊びで付き合ってるなんてバレたら泣くぞ〜?」

「っ・・・・!!」

私は最後まで聞かずに走り出した。

遊びだったんだ・・・・・!
先輩ひどいよ!・・・・・。
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