巨大恋愛
「おっはよう~未月っ★」

親友の愛美(エミ)だ。

色白で、身長は低くて華奢で

女の子の典型みたいな子。

見た目はあたしと正反対だけど、

なんでか気は合うんだなあ~


くそ、なんでこんなに可愛いんだよ!(笑)

さっきの自分のくしゃみを思い出す。


はあ~…


「おはよう」

私はテンション低めにかえす。


「むっ?なぜにそんなにテンションが低いんですかね、未月さん??」

くしゃみの件も、理由のひとつだったが
もうひとつ大きな理由があった。


「愛美さん、あれを見なさい。」

私はクラス替え発表の紙を指差す。


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