わたしの恋愛対象 ~あなたとの場合限定~
「大丈夫!?」


聞いた事がある声がして私は顔をあげて声のする方を見た。


「……りゅ…と?」



そこに居たのは竜斗だった。


しゃがみこんで私の顔を覗きこんで凄く心配そうな顔をしている。

「ど…したの?」


「……」


何も言わない私を竜斗はいきなり抱き上げた。


「…!?」


いきなりの展開に焦る私を抱えてコンビニに入り私をコンビニの中にある椅子に座らせた。
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