わたしの恋愛対象 ~あなたとの場合限定~
「帰んないの?って言うか何でこんな時間に中学生がコンビニ来るの?」


「ここの隣俺ん家。暇だったから立ち読みしに来ただけ!」


竜斗は好みの本を探しながら答えた。


「答えになってないし…」


竜斗はまだ本を選んでいる。


「…エロ本なら向こうの棚だけど!」


私はからかう様に言った。


「うっせーな!探してねぇよ!」


竜斗は少し照れながら否定して、近くにあった週刊誌を手にとった。
< 36 / 63 >

この作品をシェア

pagetop