わたしの恋愛対象 ~あなたとの場合限定~
「ってか早くレジつけよ!」


「あっ!忘れてた!」

私はそう言われ慌ててレジについた。


「他のお客様が来なくて良かったぁ~」


「分かったから!黙ってろって!中に店長要るんだろ?クビになったらどうすんだよ!」

レジについても話し続ける私に竜斗は言った。


「あ…」


思いっきり忘れてた私。


「…ありがと」


「おう…」


憎まれ口を叩いてる様で私の事を気にかけてくれてる。


そんな竜斗の優しさが凄く嬉しかった。
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