わたしの恋愛対象 ~あなたとの場合限定~
「よっ!」


「竜斗!今日いつもの週刊誌ないよ~」


「げ!まじかよ~」


それが日常になってきたある日の事だった。いつもと同じ様に竜斗が来た。


そしていつもの様にバイトを終え帰ろうとした時…


ザーッ ザーッ


「あ!雨降ってる…」

「しかも大雨じゃん…」


外はどしゃ降りだった。


傘なしでは帰れそうにない。


「どうしよ…」


私が困っていると竜斗は笑顔で言った。


「じゃぁ傘貸すよ!ほら、俺ん家ここだから」


竜斗は隣のマンションを指で指している。


「…じゃぁ借りようかな」


私達は竜斗のマンションに入った。
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