わたしの恋愛対象 ~あなたとの場合限定~
せめて弟達には学校に通わせてあげたかった。


その一心で早朝から夜中まで死ぬ気で働いた。


バイトは朝早く夜遅い。


そのせいで家族と一言も話さない日が続いた。


私は家に帰り毎日泣いた。


でも、泣いても叫んでも…

涙を拭って励ましてくれる人は


私には居なかった。
< 7 / 63 >

この作品をシェア

pagetop