四季〜二人で歩む季節〜
「内藤さん、すごく久しぶりだね。」
「おう、色々忙しくてな。」
「来てくれてありがとうございます。」
「ミユ、しばらく見ない間に顔つきが変わったな。」
「そう?
最近、ご飯がおいしくて太ったかな?」
「無理してないか?
俺はミユに完璧な接客なんか求めてないから、何かあったんだったら話聞くぞ?」
「内藤さん…。
今はまだ大丈夫。
でも、もう無理だと思った時は話聞いて下さいね。」
久しぶりに来てくれた内藤さんは、あたしのちょっとした変化に気付いてくれた。