四季〜二人で歩む季節〜


「ミユさん、たまには飲みに行きません?」


同伴をして出勤したあたしをみつけて、裏で和香ちゃんが話しかけてきた。


「いいよ。
じゃあ今日は、アフター受けないね。」

「お願いします。」


あたしは今日もあおるようにお酒を飲んでいく。


お店が終わり、近くの居酒屋へと足を運んだ。


「じゃあ、今日も一日お疲れ様。」

「お疲れ様です。」


ここでもあたし達はビールを注文した。


「ミユさん、ちゃんと食べてます?」

「まぁね。」


色々と料理を注文したけれど、あたしは枝豆にしか手をつけていない。
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