四季〜二人で歩む季節〜
ナンバー1
「お疲れ様でした。」
「お疲れ様。」
今日の仕事も終わり、あたしはアフターへと向かう。
仕事復帰をしてからのあたしは、同伴もアフターも一生懸命頑張っていた。
レンとは、時間をみつけてはお互いの家を行き来している。
今日もアフターが終わってアパートに帰ると、レンがあたしのベッドで眠っていた。
最近は、こんな風にレンが来ている事も少なくない。
もしまたあたしが倒れたりしたら、という時の為に、レンに合鍵を渡していたら来てくれる事が多くなっていた。
いくら仕事で疲れて帰ってきても、レンが来てくれているだけであたしは元気になれる。