アタシと王子様
「今からどっか行くの?」
「え…はい…」
「カラオケに♪先輩も一緒にどうですか?」
光のキラキラと輝く目…
「いや、俺は用事があるからさ。またね?」
「そぅなんですか…残念…」
がっかりした光にゴメンねと先輩は告げ、友達の待っているであろう方に歩き出した。
「用事って何だろうね?」
「さぁ〜…女の子のトコにでも行くんじゃない?」
小さくなっていく先輩の背中を見つめ到着したバスに乗り込んだ。