アタシと王子様


王子様にも休息は必要なんだよね…



「桃花ちゃん!3番テーブルにお願い!!」



「あ…はぁい!」



オーナーに返事をしてコーヒーを運ぶと女性1人が座っていた。



女性1人というのは珍しくはないけれど店の中なのに深々と帽子を被ったまま…


「お待たせしました…」



コーヒーをテーブルに置くと小さく会釈した。



先輩は気にもしていないようで…



色んな人がいるもんだと1人納得した。



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