アタシと王子様

教室に戻りジュースを開けるとプシュッと小気味のいい音を立て泡が弾け飛ぶ。


親友にさっきの出来事をさっそく話した。



「あぁ…高瀬先輩じゃない?そんなコトしてくれるの」



「高瀬先輩?」



キツイ炭酸に喉が鳴り顔をしかめながら尋ねる。


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