アタシと王子様


店に入ると奥の席に座りメニューを渡してくれた。



「ここは俺のオゴリだから何でも頼んでいいよ」



「いや…そんな…悪いですよ!!」



「いいから!…で話って何?何か相談事?」



―…いいのかな?図々しいとか思われないかな?



メニューを選ぶフリをしながら先輩の顔を見つめた。


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