ずっと、ずっと大好き


「ちょっとシ〜っ!!」

私は慌ててくるみに言う。

「何がシ〜!!なわけ??」

私の目を手で覆って聞いてくる犯人は……

「せ、刹那!!」

完璧吃った私と「やばっ」と小さな声で呟くくるみ。


「どうしたの??」

くるみは気を効かせてくれたのか、先に行ってしまった。



「んー。今日ひま??」

「多分ひまだけど……」

「ならダンスに付き合って??」

刹那は人懐っこい笑顔でそう聞いてくる。

こ、仔犬みたい…
可愛い、そう思ってしまった私は顔がほてってしまった。





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