クリスタルワールド~鏡の世界~
「どうかしら?
もし嫌だと思うのなら、私のばあやの家に一緒に住めばいいわ。
今TETOの三歳児クラスに在席する生徒はいないから、ふたりだけで一緒に勉強も遊びもできるわよ。
TETOの生徒には、一人ずつ執事やお手伝いさんがつくから、楽しく遊べるし、先生が着いてくれるからなんでもできるわ。」
TETO…
すごく面白そうに感じた。
それに、優梨愛サンには迷惑をかけられないと子供ながらに感じていたのかもしれない。
「うんっ!!
わたし、TETOに行く!」
「ぼくも!」
そこからは、二人+執事+先生
計約5人での生活が始まった。