クリスタルワールド~鏡の世界~


TETOの教室は、お城の16階の1フロアーだった。
 
全部で、20室。

0~20歳まで、年齢別で1クラス。

私たちは、三歳児のために用意された『③』の部屋に入った。






ちなみに私たちをこのお城に案内してくれた二人の男の人は、優梨愛さんの第二・第三のじいやさんだった。

じいやだけど、おじいちゃんである必要はないらしい…
じゃあなぜじいやって呼ぶのだろうか…不思議…


 

クラスに連れて行ってくれたのもその二人。





「ここがお二人の教室になります。

もう少しで、先生と優梨愛様が選んだお二人の執事がまいりますので、こちらでお待ちください。」

ペコッ<お辞儀>

二人がぴったり同じタイミングでお辞儀をして教室から出て行った。












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