クリスタルワールド~鏡の世界~

教室にたった二人で残された私たちがやれることなんて何もなかった…

かってがわからなすぎて…




だから佐熊サンと龍山サンを観察し始めた(笑


実桜先生の顔色の変え方は気になったけど、考えてても分からないと思ったから。




 
まず分かったこと。

 
執事さんたちは、席はあっても座らずに、主人の隣にいるものらしい。





「ねぇねぇ、瑠璃花ちゃん。

ちょっと質問してみない!?

  
見てるだけじゃつまんないもん。」





「そぉだね。

でも、答えてくれるかなぁ??」





「たぶん、大丈夫だよ☆

だって、ぼくたちのしつじだもん

ね、さくまさん!!」





「はい。
 
恭亮サマがそうされたいのでしたら答えさせて頂きます。」



「だってさ!!」

 
「良かった♪

たつやまサンも…」

 

「お嬢様の仰せのとうりに。

よろこんでお答えいたします。」



そこから私たちは二人を質問攻めにした。



二人はいつから執事なのか。

どうして私たちの執事になったのか。

二人は今までどんな人の執事だったのか

 
...




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