おもいっりき笑ったけど、
本当は泣きたかった。
大声あげて、まるで赤ちゃんの様に、泣きたかった。

《ヨロシク頼む…なんだそれ?私は貴方じゃなきゃ…ダメなのよ。》

『ジュンちゃん!あの空、見て』顔を上げて見て見た。
すると、雲の無い凛とした青空だった。
『うああ!真っ青』
『綺麗だねー』
『うん。』
その空は、彼と出会った時の空と、似ていてた。

凛とした空で、雲が無い青空だった。
私は、空に声をかけてみた。

『ねぇ、空は何で青いの?』
『ジュンちゃん、何言ってんの?』
『別にっ!』
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