Melody Honey
私たちは香音さんの横を通り過ぎると、また歩き出した。
「いいの?」
小声で私は詩音に聞いた。
「いいんだよ。
つーか、ホテルの予約をしてるんだよ」
詩音が言った。
それ、さっき聞きました。
そう思いながら、
「予約って、いつしたのよ?」
私は聞いた。
「昨日の夜」
詩音が答えた。
昨日の夜って、準備が早いなあ…。
そう思っていたら、詩音はチラリと目玉を動かして香音さんの方に視線を向けた。
ちゃんと和解ができてよかったと、詩音を見ながら私は思った。
「いいの?」
小声で私は詩音に聞いた。
「いいんだよ。
つーか、ホテルの予約をしてるんだよ」
詩音が言った。
それ、さっき聞きました。
そう思いながら、
「予約って、いつしたのよ?」
私は聞いた。
「昨日の夜」
詩音が答えた。
昨日の夜って、準備が早いなあ…。
そう思っていたら、詩音はチラリと目玉を動かして香音さんの方に視線を向けた。
ちゃんと和解ができてよかったと、詩音を見ながら私は思った。