Melody Honey
服の中に、桐生の手が入ってきた。
「――ッ…!」
声を出したくても、唇が塞がれているせいで出すことができない。
桐生の手に触れられている間、彼は私の唇を最後まで離そうとしなかった。
気になっているくらい、別にいいじゃない。
“好き”って言う訳じゃないんだから。
彼のことを気になって、一体何が悪いと言うのだろう?
「――んっ…」
目を開けたのと同時に、私は状況を理解しようとした。
そうだ、桐生とシたんだ。
「――ッ…!」
声を出したくても、唇が塞がれているせいで出すことができない。
桐生の手に触れられている間、彼は私の唇を最後まで離そうとしなかった。
気になっているくらい、別にいいじゃない。
“好き”って言う訳じゃないんだから。
彼のことを気になって、一体何が悪いと言うのだろう?
「――んっ…」
目を開けたのと同時に、私は状況を理解しようとした。
そうだ、桐生とシたんだ。