恋する星曜日~Pure Love Story~
「まぁ、俺がかっこいいかどうかはともかく、少なくとも俺、カノジョにはモテてるな」
クスリと笑うカイト先輩。
そんな話は聞きたないし、できることなら耳をふさぎたい。
「リズは俺にベタホレだから」
のろけるなんて、先輩っぽくないし。
――ん? リズ?
「えっ、先輩のカノジョって、外人なんですか?」
「いいや。
……お前だって、セーラって名前だけど日本人じゃないか。
リズは、理科の理に、数珠(じゅず)の珠っていう字を書くんだ。
理珠。
文字で書くと日本っぽいだろ?」
クスリと笑うカイト先輩。
そんな話は聞きたないし、できることなら耳をふさぎたい。
「リズは俺にベタホレだから」
のろけるなんて、先輩っぽくないし。
――ん? リズ?
「えっ、先輩のカノジョって、外人なんですか?」
「いいや。
……お前だって、セーラって名前だけど日本人じゃないか。
リズは、理科の理に、数珠(じゅず)の珠っていう字を書くんだ。
理珠。
文字で書くと日本っぽいだろ?」