恋する星曜日~Pure Love Story~
先輩は紙ナフキンを1枚取ると、ボールペンで「理珠」と書いた。
……カイト先輩のカノジョの名前なんて、どうだっていいんだけど。
「あ、写真、見る? けっこうかわいい子だよ」
先輩はケータイを取り出すと、ピッピッと操作をした。
「ほら。ラブラブだろ?」
そんな写真見たくないけど。
見たくないけど。
でも、気になるっていうか……
あたしは先輩のケータイ画面をチラリと横目で見た。
「……って、カイト先輩のカノジョって……!」
画面には、意外な人物が映っていたわけで――
……カイト先輩のカノジョの名前なんて、どうだっていいんだけど。
「あ、写真、見る? けっこうかわいい子だよ」
先輩はケータイを取り出すと、ピッピッと操作をした。
「ほら。ラブラブだろ?」
そんな写真見たくないけど。
見たくないけど。
でも、気になるっていうか……
あたしは先輩のケータイ画面をチラリと横目で見た。
「……って、カイト先輩のカノジョって……!」
画面には、意外な人物が映っていたわけで――