恋する星曜日~Pure Love Story~
「ダイスケには、もともと俺達が行く予定で取った予約だってことは伏せとけって言ったんだけど……見られちゃったんだってな」
「ダイスケは、カイト先輩とユキコ先輩がヨリを戻して、二人で行くものだと思ってたみたいです」
「うん、さっきの電話でも、ダイスケそう言ってた。
でも、俺とユキがやり直すことは絶対にないから。
皆既日食はユキがすごく見たがってたから、良かったら一緒に行ってやって欲しいってダイスケに言ったんだけど……
断られたよ」
「カイト先輩とユキコ先輩が行く予定だったホテルに泊まるのは、嫌なんでしょうね」
「それもあるし、代金は俺がもう払い込んであるから。
俺に出されるのも、嫌なんだろ」
それは、そうだろう。
ダイスケにだって、15歳なりのプライドがある。
「ダイスケは、カイト先輩とユキコ先輩がヨリを戻して、二人で行くものだと思ってたみたいです」
「うん、さっきの電話でも、ダイスケそう言ってた。
でも、俺とユキがやり直すことは絶対にないから。
皆既日食はユキがすごく見たがってたから、良かったら一緒に行ってやって欲しいってダイスケに言ったんだけど……
断られたよ」
「カイト先輩とユキコ先輩が行く予定だったホテルに泊まるのは、嫌なんでしょうね」
「それもあるし、代金は俺がもう払い込んであるから。
俺に出されるのも、嫌なんだろ」
それは、そうだろう。
ダイスケにだって、15歳なりのプライドがある。