恋する星曜日~Pure Love Story~
「……で、セーラが泣いてる理由は、なんだったわけ?」
「え?」
「ダイスケから、こういういきさつがあったってことまでは聞いたけど。
その後、どうしてセーラがダイスケと別れて泣きながら歩いていたのかは、あいつ、話さなかったから。
ダイスケと何かあったのか?」
「……何も」
「そんなわけないだろ」
「いいの、もう」
起こった出来事をなかったことには出来ないけれど、忘れる努力をすることはできる。
だって今のあたしには――
「なんだかあたし、お腹空いてきちゃいました。 パフェ食べちゃおうかな」
「……ああ、どうぞ」
カイト先輩がユキコ先輩とヨリを戻すつもりはないとハッキリ言ってくれた、そのことの方がずっと大切なことだから――
「え?」
「ダイスケから、こういういきさつがあったってことまでは聞いたけど。
その後、どうしてセーラがダイスケと別れて泣きながら歩いていたのかは、あいつ、話さなかったから。
ダイスケと何かあったのか?」
「……何も」
「そんなわけないだろ」
「いいの、もう」
起こった出来事をなかったことには出来ないけれど、忘れる努力をすることはできる。
だって今のあたしには――
「なんだかあたし、お腹空いてきちゃいました。 パフェ食べちゃおうかな」
「……ああ、どうぞ」
カイト先輩がユキコ先輩とヨリを戻すつもりはないとハッキリ言ってくれた、そのことの方がずっと大切なことだから――