恋する星曜日~Pure Love Story~
「セーラ、どうかした?」
「え? あ、いいえ。
あの、ありがとうございます。
カイト先輩がそう言ってくれたから、ママも分かってくれたみたいで。
お小言は、ほんの少しで済みました」
「そっか」
「……あ! でも、先輩!
一緒に病院までついて来てくれたということは……
先輩も奄美大島には行かれなかったんですね。
皆既日食、あたしのせいで見られなくて、ごめんなさい」
あたし、とんだ足手まといになってしまった。
「いいよ、別に。
またいつか、見るチャンスはあるさ。
来年はイースター島で見られるらしいよ。
さすがにそれは遠いけど、人生は長いから、いつかどこかで見られるさ。
……いつかどこかに、また一緒に見に行こうな」
「え? あ、いいえ。
あの、ありがとうございます。
カイト先輩がそう言ってくれたから、ママも分かってくれたみたいで。
お小言は、ほんの少しで済みました」
「そっか」
「……あ! でも、先輩!
一緒に病院までついて来てくれたということは……
先輩も奄美大島には行かれなかったんですね。
皆既日食、あたしのせいで見られなくて、ごめんなさい」
あたし、とんだ足手まといになってしまった。
「いいよ、別に。
またいつか、見るチャンスはあるさ。
来年はイースター島で見られるらしいよ。
さすがにそれは遠いけど、人生は長いから、いつかどこかで見られるさ。
……いつかどこかに、また一緒に見に行こうな」