恋する星曜日~Pure Love Story~
「ちょっと待ってください! あたし、五味先生に聞きたいことがあって」



「なんだよ」



面倒くさそうに、五味先生が振り向いた。



「あのとき渋谷で一緒にいた女性って、先生のカノジョですか?」



「は?」



あたしの質問に、先生は、不愉快そうに眉間にシワを寄せる。



「そんなこと、お前に関係ないだろ」



確かに、あたしには関係ないんだけど。

カヨには関係大アリだから。

めげずに質問を続ける。



「とりあえず、確認しておきたいんです」



「意味分かんねー。なんのためにだよ」



「それはその……」



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