恋する星曜日~Pure Love Story~
3人で車に乗り込み、ペンションから走ること、10分。

着いたところは……



「コンビニ?」



そう、コンビニだ。



「飲み物でも買っていこうかと思って」


カイト先輩の言葉に

「あ、そう」

と言って五味先生が車から降りたところで……



カヨがコンビニの中から走り出てきた。



「え? あれ、お前なんでここに……ペンションで寝てたんじゃ……」



カヨを目にして、わけがわからないといった様子の五味先生の横をすり抜け、カヨが車に乗り込んでくる。

カヨは乗り込むと、すかさずドアロックをかけ……



「は? ちょっと、なんなんだよ、お前ら!」
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