恋する星曜日~Pure Love Story~
部室のドアが開いて、中からユキコ先輩が顔をのぞかせた。
「ドアの外で声がしたから誰かと思ったら、カイト先輩とセーラちゃん!
どうしたの、そんなところで立ち話して。
中へどうぞ」
ユキコ先輩の言葉に、カイト先輩と呼ばれたその人があたしを見る。
「君、セーラって言うの? 外人みたいな名前だな。
ハーフ?
……には見えないけど」
「ハーフじゃないですよ。
『星が来る』って書いて、星来(せいら)。
みんな、呼びやすく伸ばして『セーラ』って呼びます」
「星が来る……で、星来ちゃんか。ロマンチックなかわいい名前だな」
「ねぇ、二人とも、とにかく中へ入って。自己紹介はそれからね?」
ユキコ先輩が、扉の横に立って、あたし達を迎え入れた。
「ドアの外で声がしたから誰かと思ったら、カイト先輩とセーラちゃん!
どうしたの、そんなところで立ち話して。
中へどうぞ」
ユキコ先輩の言葉に、カイト先輩と呼ばれたその人があたしを見る。
「君、セーラって言うの? 外人みたいな名前だな。
ハーフ?
……には見えないけど」
「ハーフじゃないですよ。
『星が来る』って書いて、星来(せいら)。
みんな、呼びやすく伸ばして『セーラ』って呼びます」
「星が来る……で、星来ちゃんか。ロマンチックなかわいい名前だな」
「ねぇ、二人とも、とにかく中へ入って。自己紹介はそれからね?」
ユキコ先輩が、扉の横に立って、あたし達を迎え入れた。