恋する星曜日~Pure Love Story~
「今日は特別に、クッキーをご馳走するよ。

マンゴージュースとクッキー、今持ってくるからね」



マスターがそう言って、あたしの前から去ろうとしたとき。

バタン、とドアが開いた。


ハァハァと息を切らして駆け込んできたのは――


カイト先輩だった。



「良かった、セーラちゃん、ここにいたんだ」

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