半径1メートルの悲劇
合コンもお開きになった。
大樹は滝川さんのメアドをゲットしたようだ。
光樹は悠里と仲良くなったらしい。
元々仲良くなかったけ?
俺と高岡は何もなく、ただ雑談と男について話していた。
「じゃあ、暗くなってきたし送っていくよ!
行こう、滝川さん。」
「いいんですか!?」
「じゃあ、俺も悠里ちゃん送っていくー」
「本当?
ありがとう!」
4人は暗闇の中に消えていった。
残ったのは、高岡と俺。
高岡も一応女だし、送っていくか・・・
「高岡、送っていこうか?」
「別にいいし。
さっさと帰れ!」
「でも、危ないだろ?
1メートルに入らないから送っていくよ。」
「・・・勝手にしろ。」
俺は、高岡を送ることにした。
高岡について行くと、どんどん俺の家に近づいている気がする・・・