半径1メートルの悲劇



「何してるのかなー?
悠里たち?」


高岡は不気味な笑顔でこちらに近づいてきた。


「えっとね、そのー・・・ねっ?」

「言い訳するなよ?
ちゃんと理由を言えよ!!」


高岡はキレていた。
間違いなく。


高岡に負けてすべて吐いた。
尾行したこととか・・・





「なんだ、そんなことか。」


高岡は思ったよりリアクションが薄く呆れていた。




「どう説明したらいいかわからないけど、あの子は女の子だよ?」









「「「えっ!?」」」



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