王様ゲーム〜俺とお嬢さんだけの甘く危ない罰ゲーム〜

プロローグ

あたしと先生が出会ったのは、エレベーターの中だった。



彼女と、食事する為、先生は最上階に行く為エレベーターに乗っていた。



あたしは、親と中学校の卒業祝いに最上階の高級レストランに行くために乗っていた。



行き場所は同じ。



最初は、素敵な人と乗れたなぐらいにしか思ってなかった。


真新しいスーツをきれいに着こなし、目が合うと、にっこり笑ってくれる。



あたしは、もちろん浮かれていた。



キャっ！かっこいい！



なんて思いながら……



だけど、何かの故障でエレベーターは途中でガタンと止まってしまった。



その時あたしは、先生に恋した。



｢お嬢さん、大丈夫だから｣



そう言って、あたしに優しく話し掛けてくれた。



あの優しい笑顔が忘れられない。



それから数年後あたしはと言うと……