王様ゲーム〜俺とお嬢さんだけの甘く危ない罰ゲーム〜
「………たの?」



「?」



「じゃあ、なんで担任は協力なんてしてくれたの?」



「それは……」



「あたしの事からかったんだ?」



あたしは、立ち上がり担任を睨みつける。



「あたしが、先生好きなのを見て昔、襲われたのにバカだなとか思ったんだ?」



「違っ!」



「それとも義兄に恋して、バカな奴とか思った?」



「違っ……「違っ違っうるさいよ!!」



あたしは、担任の言葉を遮り、目一杯担任に向かって怒鳴りつけた。



はぁはぁっと肩で息をし、そのままあたしは話し出した。



「学校の先生って良いよね?生徒を見て、裏で笑ってそれでお金たらふくもらってさ?」



担任は、何を言おうか言葉を探している。



「あたし、どんなに嬉しかったか分かる?!あたしっ……う、嬉しかったんだよ?」



途中涙で、視界が見えないなりにもあたしは言葉を続けた。


トモは、そんなあたしを心配そうに見ている。



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