王様ゲーム〜俺とお嬢さんだけの甘く危ない罰ゲーム〜
あたしの考えを察知して、桐原先生は何も言わず走って行ってしまった。あたしよりも遥かに大きい桐原先生は形も見えなくなった。



「さぁ、お嬢さん……今度こそ、早速始めようか?」



「うん……」



二人っきりなんだよね?今……ドキドキしてきた。



今までは、制服のままだったし。だけど、今はあたし達は水着だ。
近付けば、間違いなく先生の上半身が見える。



引き締まったボディーにあたしは、変態か!なんて誰かに言われても仕方ない程、じっくりみてみたい。



誰も知らない先生の裸。彼女が居るかもしれないけど、今はその人も居ない。



だから……



だから……



もっとみてみたい。先生の……



「あたし……かも」



変態かもしれない!


「フフ……」



頭を抱えながら青くなっていくあたしを見て先生は肩を揺らし笑う。



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