王様ゲーム〜俺とお嬢さんだけの甘く危ない罰ゲーム〜
「……」



お母さんは、居間にスキップしながら向かった。



「お義母様!僕に娘さんを下さい!」



桐原先生は、スキップしながら居間に入って来たお母さんにそう言ってぎゅっと手を握り締めたのだ。



「良いわ!」



お母さん!あたしは、物か何かなの?



簡単に良いと言うお母さんを少し、恨めしく思った。



「神風……さんは、良いわよね?」



へ?なんで、お母さん先生に聞いてるの?と言うか、お母さんは、先生と知り合いなの?



あたしは、また疑問が増えていく。どんどん先生に対して、疑問が増えるばかりだ。



いつか先生は、あたしに話してくれるのかな?



先生の本当の職業を……



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