あなたは、一人ぢゃない


【郁弥side】



私は 何が起こったか わからなかった



嘉梨菜に 「屋上にきて! 話がしたい」 と言われ 屋上に言った。

「郁弥は、私と甲斐斗が付き合ってた時笑ってたの??」
「………え??」
「協力してくれるっていったけど、何してくれた??」
「………そ、それは…」
「答えてよ!!!どうせ 影で 笑ってたんでしょ???」
ビクッ 嘉梨菜がこんな感情的になるなんて… 怖いよ…
「違う!!私、私は…」
「あんたがいなければ 甲斐斗は 私の彼氏だったのに… どうしてくれんだよ!!!」
「そ、それは…」
「さっさと消えてよ!早く私の前から いなくなってよ!!」
そういったとたん
嘉梨菜は 私を手をいきなり掴み 地面へと なげされた


あっ 私 死ぬんだ。
最後に甲斐斗の顔見たかったな。お母さんとお父さんとお姉ちゃんにお礼言いたかったな!
もう 話せないんだ。




ドン バタッッ


「「きゃあーーーー」」

皆 一斉に 声を上げた。

「郁弥!!起きろよ!!!はやく !!はやく起きろよ!!!」
起きてるよ、 私 起きてるよ!!!
「郁!!!!!」
…………これを聞いた瞬間 私は 夢の中へと 連れ出された。






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