猫と僕と
その夜、ボンを膝に抱きながらボンに話しかけていた。
「ボン、凜ちゃんに野菜あげて来たぞ!喜んでた、久々に見たけどやっぱり美人だったぁ〜」
「………」
「ボンは彼女いんのか?」
「………」
「ボーン♪」
「………」
無視かい!!
―ピンポン
「ボン、凜ちゃんに野菜あげて来たぞ!喜んでた、久々に見たけどやっぱり美人だったぁ〜」
「………」
「ボンは彼女いんのか?」
「………」
「ボーン♪」
「………」
無視かい!!
―ピンポン