猫と僕と
………。
…………やべ!!!
嬉し過ぎる!!!!!!
「ありがとうございます!!じゃあ、遠慮なく」
その夜は米も無しで肉じゃがを食べた。
「んめぇ!!!」
「にゃあぁ」
ボンがクンクン匂いを嗅ぎながら欲しそうに鳴く。
「だぁめ、玉葱入ってるから!猫は食うと死ぬんだぞ……多分。」
この肉じゃがだけは誰にもあげたくない。倉本さんが作ったんだぞ?あんな美人の手料理…誰にもあげたくない。
半分だけ残して、残りは大事にラップをかけて冷蔵庫にしまった。