猫と僕と
『女とデート』





…………っ!?





「あ?もう1回言ってみろ」

『だから、女と遊んでんの!!切るぞ!!』






―プツッ……プープープー……





あのブチが…


同志のブチが……






お………




女……っ!?





僕は切れた携帯を見つめながら放心状態になっていた。


モテない暇人ブチ。僕の大事な同志を失った気がしたからだった。



< 5 / 126 >

この作品をシェア

pagetop