猫と僕と
「ハハ…いいし、まだワッタがいるし……!」


皮肉を無理矢理言いながら、もう1人の同志ワッタに電話をした。





でも、大の親友ワッタからの返事も『夜コンパだから無理』の一言で僕はまた携帯と睨めっこをするのだった。




「うんにゃ〜ぁぁあ」





―カリカリカリ…



窓の外からカリカリ窓を引っ掻いて「開けろ」と合図してくる音。




あっ……僕の大親友のボンではないか!!





窓を開けるとボンはノソノソ入って来て1番日当たりのいい場所に横たわった。



「ボン、聞いてくれ。同志が僕を裏切ったんだ…」


「………」








無視かい!!!



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