猫と僕と



―ピンポン





ん?





うち?





玄関のチャイムの音で僕は眠りかかった意識を取り戻した。




「あ……は、はい!」



ツレがいきなり来るなんて滅多にないし…宅配便を頼んだ記憶もない。



誰だ?




玄関のドアを顔の半分くらいまでゆっくり開いて外を覗いた。









…………っ!?




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