オグライス詩集
春の歌
新しいドラマが始まり
そろそろ半袖の季節がやって来る
僕らが残した軌跡は
宛先のない手紙のようで
何時の間にか消え去っているんだろう?
二人の間にはちゃんと残っているんだろう?
oh 夕日に手を伸ばし 束ねた髪を振り解く
無口な君もそよ風にははにかむ
何時かのバルーンが空へと舞う
君と二人で歩んでいく細道で
肩にそっと手を置いたんだね
驚いた顔が笑った顔になったら
影が1つに重なる