准教授 高野先生の個人授業
その夜は、昼間お出かけしてはしゃぎすぎたせいか、私のほうが眠くなってきて…
せっかくだから色々お話ししたいのに、瞼がもう、重くておもくて…
「ねむねむみたいだね」
「ん、ねむねむじゃない…」
なんて言ったさきから、こじ開けるようにして開けた瞼が、再び重く閉じていく
「詩織ちゃんは、もうおやすみだね。明日はちょっと早起きだし」
「まだおやすみしない」
「そんな無理しなくても…」
「うぅ、ここで寝たら遭難しちゃうぅぅ」
「はいはい、それじゃあ、遭難するまえにパジャマ着ようね」
私が“まんま”の格好で、うだうだ、うとうとしていると、
先生は、行方不明になった私のパンツと、離散した上下のパジャマを捜索し、
甲斐甲斐しくも、着せてくれた