僕の白雪姫

不安な思い…



朱李と別れてから1ヶ月が過ぎた。
もう4月に入り最近ぽかぽかした天気が続いている。平和そうな毎日だが
最近姫と会わなくなってしまって落ち込み中だ。


「コワッ!!」


そう言って一歩後ろに下がり警戒しています的なポーズをとっている陸斗。
机の上で腕に顔を埋めている状態のまま陸斗を睨む。

「でっかい声でそんなこと言うな……」


顔をまた腕に埋めて寝ようとする俺を陸斗が見かねたこんなことを言い出した。

「あ……姫ちゃんだ!」


俺はおもいっきり自分の席から立ち上がったせいで椅子が大きな音をたてて後ろに倒れた。


「どこだよ!?」


周りが俺をじろじろ見てくるのを気にしないで周りに姫の姿がないか探す。






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